#殴り書き
#クロノス・ダイバー最高ランク : 6 , 更新:
ある中学の夏。我々人間のことを考えずに照らし続ける太陽は、どんどん気温を上げていく。触れるだけで火傷しそうになるアスファルト。雲一つない快晴の空。生ぬるい風と静かな住宅街に響く蝉の声。少し遠くからは公園で遊んでいる小学生たちの声が聞こえた。この時期に小学生も遊ぶってどういう神経をしているのやら分かったもんじゃない。楽しいのであればそれでいいのだけれど、だからと言ってこんな真夏に熱中症になる危険を持ち合わせてまで遊ぶ必要があるのか。いつも冷房の効いた部屋でパソコンの画面に食らいつくネトゲ廃人の俺にはわからなかった。
「...結城。何やってるの。早く帰ろうよ。熱いよ。」
そう隣から俺に話しかける声が聞こえる。俺の幼馴染の白野歩だった。
ちょっとぼさっとしている白銀のショートヘアに、真夏の太陽に汗が照らされている。真っ白なセーラー服は僅かに汗で濡れていて、肌にくっついているようだった。最高気温35℃。ぬるま湯に常に浸かっているようなこの夏の様子であれば、確かに帰ろうとする気持ちを急かすのもわかる。本当に帰りたいのであれば一人で帰ればいい物を...。
「...はいはいわかった。さっさと行こうか。あ、ジュースなんか買ってく?奢るよ?」
「...りんご」
「了解」
と、数十歩先にあった自販機に100円玉と数十円を突っ込む。そのまま300mlのりんごジュースのボタンをぽちれば、ガタンという僅かに煩い音と共にりんごジュースのペットボトルが落ちてくる。こういうのはスーパーで買った方が安いのだが、何時でも何処でも便利に買えるという点を取れば、値段が高いのも納得できる。それからりんごジュースを茜に手渡せば俺もまた数十円と百円を突っ込み麦茶を購入。ペットボトルのキャップを開けて一気に飲んでいく。500mlのペットボトルの半分程度を飲み干した後、口を放してキャップを閉めた。この真夏の中だからこそ、ミネラル豊富な麦茶は体の底から生き返る。まぁこれ以上太陽に照らされ続けると気が狂いそうになるが。
「...ねぇ。帰ろう?」
「...あぁ。帰ろう」
そう言葉を交えてすぐに俺たちは帰路を歩き出す。今年の夏も、此奴が隣にいるのであれば楽しく過ごすことが出来そうだ。
っていう殴り書きっす。今日もクロノ飯はなしで。明日は多分出しやす。
投稿に書くことがなくなった際にこうして殴り書きするときもあるんでよろしやす。
それじゃ、お疲れ様っす。
殴り書きなのに文才凄いね
クロノ飯待ってる〜
味
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