友添峻希 おすすめ本 ウェルカム・ホーム! (新潮文庫)

おすすめ 友添峻希
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更新: 2018/11/20 21:41:45

友添峻希 おすすめ本 ウェルカム・ホーム! (新潮文庫)

渡辺毅の話では、男の友人の家で妻のような役割をしている自分自身に対する違和感、男の沽券が傷つけられたかのような感覚を覚える毅の様子が描かれています。親友の家で家事を任されている毅も、毅に家事と育児を任せている親友も、家事が一切できない毅の彼女も、普通じゃないといえば普通じゃない、だがそれは本当に普通じゃないのだろうかと読者に問いかけてきます。

児島律子のパートは、離婚した夫の連れ子と数年ぶりに再会する「育ての親」の話です。彼女はバリバリのキャリアウーマンですが、男関係にはどうも苦労して生きています。二回の結婚と二回の離婚をした彼女にとっての一時のやすらぎであった二回目の夫の連れ子である聖奈、彼女の結婚相手を名乗る男が律子を尋ねに来るというお話です。

渡辺毅の話も児島律子の話も、どちらも普通の家族とはなにかを問うような内容です。世間からすれば普通ではない、でも温かい、そんな心安らぐ一冊になっている本ともいえるでしょう。人と人との絆、その強さに強い感動を覚えます。
出会うはずのなかった二人の、恋の物語
二つの国が戦争しているという状態のとある異世界を描いたファンタジー作品です。主人公のシャルルという青年はこの戦争している二つの国「レヴァーム皇国」と「天ツ上」のハーフである複雑な身の上です。敵国の血が混ざっていることで迫害されてしまった彼は、幸いにも一人の神父に拾われ成長し、傭兵の飛空士(パイロット)としてレヴァーム皇国に仕える日々を送ります。

そんな彼に下された一つの命令、それは傭兵であり、しかしたしかに実力を持つ彼にしかできない重要任務で次期皇妃ファナを1万2千キロ先の皇都へと送り届けることでした。

迫害された孤児である主人公と、皇国の時期皇妃であるヒロインの身分違いの恋を描いた物語になっています。1万2千キロ先という途方もない、しかし限られた時間の中でしか、彼らは一緒にいることを許されません。

友添峻希 おすすめ本 ウェルカム・ホーム! (新潮文庫)

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