どこにいたって。

単発小説 カタツムリ
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:1173 hit

最高ランク : 52 , 更新:

まふまふさんが迷子にあるお話。

だそうです()

どう書いたらいいのかわかんないんですが

とりあえずがんばります。

ーーーーーー

注意

・BL,nmmnの作品です。

・歌い手様のお名前をお借りしています。

・ご本人様とは一切関係ありません。

・本作品はR-18指定となります。

・以上理解してお読みください。

ーーーーーーーーー

Mside

「おでかけ、ですか···?」

突然、余所行きの格好をして、
僕の家に押しかけてきたそらるさんに、

思わずキョトンとして首を傾げた。

「そう。マイクの調子悪くてさ、
どうせなら、息抜きに遊びいこうかと思って。」

「は、はぁ···」

珍しく元気というか、
妙に楽しそうなそらるさんに

思わずそんな言葉しか出てこない。

「え、え!?てかそれ今からって事ですか!?
僕も!?一緒に!?」

「さっきからそう言ってんじゃん。
まふまふ、もう急ぎの作業ないでしょ?」

「いや、そりゃそうですけど···」

「じゃ、決まり、行こ。
デートだよ、まふまふ、」

そうあまく囁く彼に乗せられて、
こくんと小さく頷いた。

デートだって。ずるいじゃないか。

僕を乗り気にさせるためって、
分かってはいるんだけど、

そんな言葉にも素直に喜んでしまう。

「〜っ、着替えるので、外で待っててくださいっ!」

なんとなく悔しくて、そらるさんを
部屋の外に追いやって座り込む。

ずるいずるい。

あの人の手の上で、上手く転がされてるみたいで。

それなのに、それはとても楽しくて、
とても心地よくて、ずるい。

「···着替えなきゃ、せっかくだから、
ちょっとだけおしゃれしよう···」

お気に入りの洋服をタンスから引っ張り出して、
あれやこれやと準備を進める。

「あ、そうだ、」

ふと思い出して、別の引き出しを開けた。

「んーっと、どこにやったかな···」

タンスの中を漁って、
ちょっとだけオシャレな服を探し出す。

変じゃない、よね?

いつもおでかけなんかしないから、
服選びだけでうんうん唸ってしまう。

結局一番着慣れてた服に決めて、
机の上から三つ目、

鍵がかけられるタイプの引き出しを開けて、
中から真っ白な箱を取り出して

蓋を開ける。

「うん、せっかくだし、付けていこ、」

カタツムリ


投稿を違反報告 / ブロック



かわゆす

音花@まふらー兼ちょろわー
違反報告 リンク