薄い本

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最高ランク : 195 , 更新： 2015/05/24 6:15:53

何だこのタイトルって感じですよね

いや、この前学校の教育相談があったんですよ

私の学校では、教育相談でクラスに馴染めたかーとか進路についてーとかを担任と話すんですけど

その時こんなことがあったんですよ

「アサヒさんは人と親しくなるまでの道のりが長いんですよね。心の扉がすごく厚いと言うか、錆びていると言うか」

「あー…自覚してます。やっぱり、休み時間ずっと本読んでると話し掛けずらいですかね…」

「なので、錆を落としましょう、扉を軽くしましょう。さっそく本を薄いものにかえましょうか」

この時のアサヒの心の中

(…えっ、本を、薄く…？
薄い本って言ったらアレですよね、薄くて高い本ですよね
え、つまりそれは学校でBのLな本を読んで良いってことですか先生！？)

「……今読んでるのも、十分薄い方ですよ！」

心の中で思ったこと、正直に言えるはずがない

不純な私は先生の言ったことに非常に動揺してしまった…